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Compose Multiplatform 実践:続戦、Wizardを使ってCMPプロジェクトを作成

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CrossPlatform#CMP#Kotlin

はじめに

Compose Multiplatform (略称CMP)

昨日はCMP環境のインストールを完了したばかりです

プログラミングの観点から見ると

実際には任意のファイルや構造を

完全にゼロから自分で作成することも可能です

すべてのファイルを自分で作成し

コマンドを使って書くこともできます

例えば

touch xxx.kt

そしてvimで各ファイルを編集する

しかしこれは非常に面倒です

そのためプロジェクト作成時には

通常、すでに設定されたプロジェクト構造を使用します

CMPに関しては

公式が提供するWizardを使用してプロジェクトを作成できます

今日は

Wizardを使ってCMPプロジェクトを作成する方法と

いくつかの一般的な問題について学びましょう

CMPプロジェクト作成

プロジェクトの作成
実はとても簡単です

JetBrain公式のウェブページを使用します

Kotlin Multiplatform Wizard

このウェブページにアクセスすると

以下のような画面が表示されます

Cover

自分のニーズに合わせてプロジェクト名、パッケージ名などを変更します

上の図に基づいて、設定を簡単に説明します

Project Name:このプロジェクトの名前を設定します

主にビルドされるアプリの名前に影響します

プロジェクトのルートフォルダ名にもなります

Project ID : ビルドされるアプリのPackage Nameです

プロジェクトのパッケージパスにも影響します

また、下にはいくつかのチェックボックスがあります

AndroidiOSDesktopWebServer

自分のニーズに応じて、ウェブページに設定してもらいたい基本項目を選択できます

ここは分かりやすいです

例えば今回の目標がAndroidiOSなら、この2つのプラットフォームを選択します

そしてiOSの下に2つのオプションが表示されます

どのUIコンフィギュレーションを使用するかを選択するためのものです

Share UI (with Compose Multiplatform UI framework) Do not share UI (use only SwiftUI)

iOSでもComposeを使いたい場合は

Share UI (with Compose Multiplatform UI framework)を選択します

逆にネイティブのSwiftUIを使いたい場合は他方を選びます

ただし、これらは設定に基づいてデフォルト設定されるだけです

調整が必要な場合は後で手動で変更することができます

完了したらDownloadをクリックします

作成されたプロジェクトをダウンロードできます

<img src="/images/compose/028.png" alt="Cover" style="width: 70%" / class="prose-img">

IDEにインポート

前のステップでダウンロードしたZipファイルを解凍します

その後、Android Studioimport projectを使って

IDEにインポートできます

これによりIDEで編集できるようになります

File > New > import projectを探します

Cover

表示されるファイル選択ダイアログで

先ほど解凍したフォルダを選択します

Cover

追加情報【Compose Multiplatform Wizard】
前日にも触れましたが、CMP関連のコミュニティは現在非常に活発です

また、主要開発会社であるJetBrains

継続的にメンテナンスやアップデートを行っています

これは比較的新しい機能で、JetBrainsの社員によって開発されました

Compose Multiplatform Wizard ただし公式ドキュメントには含まれていません

これはGitHubをブラウジング中に偶然見つけたものです

上記のKotlin Multiplatform Wizardと実際には類似したツールです

Compose Multiplatform Wizardも、ウェブページを通じてComposeをUIとするプロジェクトを生成するためのものです

さらにCMPでよく使用されるライブラリをインポートするオプションがいくつか追加されています

Cover

上記と同様に

希望のProject NameとProject IDを入力し

必要なライブラリを選択して

ダウンロードをクリックした後、解凍してIDEにインポートします

また、この開発者terrakokのGitHubリポジトリも興味があれば見てみてください

GitHub Pagesを使って構築されているようです

Compose-Multiplatform-Wizard github